◇ほしをさがしに◇
『ほしをさがしに』しもかわらゆみ(講談社)
冬になり、森には雪が積もりました。 ねずみは、友だちのもぐらと遊べなくなりました。 そんな夜、ねずみは流れ星を見ました。 翌朝、雪の上にぽつんぽつんと穴が開いています。 流れ星が落ちて跳ねていった跡に違いありません! ねずみは落ちてきた流れ星に「もぐらに会いたい」という願いを叶えて貰うため、 流れ星の足跡を追い掛けることにしました。 途中、うさぎや、きつねとたぬき、おおかみ… 色々な動物が参加して、みんなで流れ星の後を追います。 ようやくたどり着いたその先に待っていたのは…? 心がぽっと温かくなる絵本です。 おはなし会で読むと、子どもたちから「やっぱり!」という声が上がることがあります。 こちらの絵本は、きっとハッピーエンドだよね、という期待を持って読むことができます。 イラストもとてもとても美しいです。(2019/02/01) |