「いわしくん」菅原たくや(文化出版局)

 海で泳いでいたイワシが網につかまって
 スーパーに並び
 焼かれて、食べられて…



 イワシが食卓に上がるまでの過程が分かる、科学的な絵本です。

 お話も興味深いのですが、イワシのとぼけた表情は味があります。
 目も大きくて可愛いです。

 おはなし会で読むと、
 子供達は「網の隙間からイワシが飛び出ている!」「猫がいる!」と色々気付いて楽しんでくれます。
 読む前に「イワシは海の魚でしょうか? 川の魚でしょうか?」とクイズを出す事もできます。

 ところで、私はいつもラストの「ぼくはおよいだ」の文で胸がジンとして涙が出そうになります…
 「命」について考えさせられる、感動的なお話なのです。(2011/05/25)

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