◇やきざかなののろい◇



 「やきざかなののろい」塚本やすし(ポプラ社)

 僕は焼き魚が大嫌い。
 骨があって食べにくいし、苦いから。

 ある日、夕食に出た焼き魚を食べたふりをして食べ散らかした。
 お風呂に入っていると、さっき残した焼き魚も入ってきた。
 「きらわないでくれ〜 ちゃんと たべてくれ〜」と焼き魚が喋った!
 寝ていると、焼き魚も布団に入ってきた…

 僕につきまとう焼き魚。
 でも、何回「たべてくれ〜」と言われても、僕は焼き魚が大嫌いだ。
 ついに、僕はぱくっと焼き魚に食べられてしまった!
 が、その時…!?



 迫力のあるイラストです。
 特に、「僕」を丸呑みにした焼き魚の顔のドアップが可愛い♪
 魚の天敵(?)の猫も登場します。

 ラストは、僕も焼き魚も猫もハッピーです。
 さて、焼き魚の呪いとは、何だったのでしょう?

 はっきりしたイラストとハラハラドキドキのお話で、おはなし会では大人気です。


 *・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・*


 私は魚が大好き(食べるのも観賞するのも)ですし、
 少〜しだけ怖いお話も好きです♪(現実では臆病ですが…)
 焼き魚の呪いって、何でしょう?
 わくわくしながら開いた絵本です。(2015/10/18)

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