「やきざかなののろい」塚本やすし(ポプラ社)
僕は焼き魚が大嫌い。 骨があって食べにくいし、苦いから。 ある日、夕食に出た焼き魚を食べたふりをして食べ散らかした。 お風呂に入っていると、さっき残した焼き魚も入ってきた。 「きらわないでくれ〜 ちゃんと たべてくれ〜」と焼き魚が喋った! 寝ていると、焼き魚も布団に入ってきた… 僕につきまとう焼き魚。 でも、何回「たべてくれ〜」と言われても、僕は焼き魚が大嫌いだ。 ついに、僕はぱくっと焼き魚に食べられてしまった! が、その時…!? 迫力のあるイラストです。 特に、「僕」を丸呑みにした焼き魚の顔のドアップが可愛い♪ 魚の天敵(?)の猫も登場します。 ラストは、僕も焼き魚も猫もハッピーです。 さて、焼き魚の呪いとは、何だったのでしょう? はっきりしたイラストとハラハラドキドキのお話で、おはなし会では大人気です。 *・゚・*:.。..。.:*・゚・*:.。. .。.:*・゚・* 私は魚が大好き(食べるのも観賞するのも)ですし、 少〜しだけ怖いお話も好きです♪(現実では臆病ですが…) 焼き魚の呪いって、何でしょう? わくわくしながら開いた絵本です。(2015/10/18) |