01.「ねずみきょう 」B4判12場面 武士田忠・脚本 渡辺有一・絵 松谷みよ子・監修(童心社)
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偽物のお坊さんから偽のお経を教えて貰ったおばあさん。 ある日、泥棒が家に忍びこんだが…(約6分30秒) ・登場人物:4人 (おばあさん・おぼうさん・どろぼう×2) 子供の頃から好きだった昔話。 優しい雰囲気のイラスト。 「オンチョロチョロ」の調子が良く、読みやすい。 ☆購入済み。 ↑このページの先頭に戻る |
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02.「おまんじゅうのすきなとのさま」B4判12場面 日下部由美子・作 篠崎三郎・絵(童心社)
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おまんじゅうが大好きな殿様。 大きなまんじゅうを作るよう饅頭屋に命じるが…(約6分30秒) ・登場人物:3人 (とのさま・まんじゅうや・てんぐ) コミカルなイラスト&愉快なストーリー。 「おまんじゅう、おおきくなれ、なれ」 「ぷくぷく ぷわーん」の繰り返しが面白い。 ☆購入済み。 ・原話「語り聞かせのためのむかしばなし集」 村上治夫・著(黎明書房・1985年刊) ↑このページの先頭に戻る |
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03.「ふるやのもり」B4判12場面 水谷章三・脚本 金沢佑光・絵(童心社)
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子馬を盗もうと一軒の家に入った馬泥棒とオオカミ。 この世で一番恐ろしい「ふるやのもり」の話を聞き…(約8分) ・登場人物:5人 (じいさま・ばあさま・おおかみ・馬どろぼう・さる) 子供の頃から好きな昔話。 絵本は何冊か持っているが、紙芝居もいつか挑戦してみたい。 登場人物が多く、ページめくりがやや難しい。 ☆2023/11購入 ↑このページの先頭に戻る |
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04.「おとうふさんとそらまめさん」B4判8場面 松谷みよ子・作 長野ヒデ子・絵(童心社)
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おとうふさんとそらまめさんは大の仲良し。 ある日二人が歩いていると、小川に丸太の一本橋が掛かっていた。 初めに渡ったのはおとうふさん。 ブルブル震えるおとうふさんを見て、そらまめさんは大笑い。 次にそらまめさんが渡るが、踏み外して落下! 頭を怪我してしまう。 お医者さんは、黒い糸でそらまめさんの頭を縫ってくれた。 だから、ソラマメの頭には黒い部分があるのですって。(約3分少々) ・登場人物:3人 (おとうふさん・そらまめさん・お医者さん) 「ソラマメの頭の黒い部分」の由来話です。 ちなみに、この部分は「お歯黒」と言うそうです。 おとうふさんが、とても可愛い♪ お医者さんの場面はちょっぴり怖い…。 でも、ラストは二人とも嬉しそうです。 小さいお子さん向け。 ☆2014/04購入。 ↑このページの先頭に戻る |
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05.「いたずらぎつね」B4判12場面 桜井信夫・脚本 藤本四郎・絵(童心社)
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檀家からの帰り道、酔っぱらったおしょうさんは、 おみやげのご馳走をキツネに取られてしまう。 こぞうさんは、一計を案じてキツネを捕まえることに成功する。 だが、本堂の中できつねは逃げ出し、ご本尊様に化けてしまう。 さあ、どちらが本物の仏様なのか…?(約5分30秒) ・登場人物:3人 (おしょうさん・こぞうさん・きつね) 頓智話がダブルで楽しめます。 絵本の「ずいとんさん」も、似たような展開ですね。 ページめくりと声の使い分けがやや難しく感じましたが、挑戦したいです。 ☆2014/04購入。 ↑このページの先頭に戻る |
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06.「ころころじゃっぽーん」B4判8場面 長野ヒデ子・作/絵(童心社)
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赤ちゃん〜未就園児。わらべ歌紙芝居。 お芋がころころ転がってきます。 ☆購入済み。 ↑このページの先頭に戻る |
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07.「はい、タッチ」B4判8場面 とよたかずひこ・作/絵(童心社)
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ねこさんやくまさんやへびさんたちが「タッチ!」をします。 とても可愛い紙芝居で、にこにこ笑顔になります♪。(2014/09/11記) ☆購入済み。 ↑このページの先頭に戻る |
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08.「なすおばけ」B4判12場面 新井悦子・文 大野八生・画(教育画劇) |
昔、町外れに大きな松の木があった。 村人が通り掛かると、巨大なナスやキュウリのお化けが現れ、 人々を驚かしていた。 そこへ、一人の侍が野菜の化け物退治にやってきた。 ナスのお化けが現れると、ドスドスと蹴飛ばす。 キュウリとカボチャのお化けが出てきても、 片っ端から蹴飛ばしてしまう。 ついに化け物は消え、松の木の根元から声がした。 「実は私は小判。ここから掘り出して、 勇気のあるお侍さんに使ってほしい」と。 お侍さんは村人を呼び地面を掘ると、 小判がザクザクと出て、みんな大喜びしたとさ。(5分半) ・登場人物: (村人・侍・野菜の化け物たち・小判の声) 巨大な野菜のお化けという、荒唐無稽さが好き。 文章も読みやすく、特に野菜とお侍さんの掛け合いが面白い! ページを半分だけ抜く箇所がいくつかあるので、少し難しい。 ※群馬県の民話 ☆購入(2014/05)〜セット販売のためあきらめていましたが、 ネット通販でバラ売りをしているサイトを見つけました。 ↑このページの先頭に戻る |
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09.「おにぎりなっぱ」B4判12場面 野村たかあき(童心社)
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浅間山には正直で優しい鬼がすんでいた。 少し離れた白根山にすむ鬼は暴れん坊。 白根の鬼は、浅間山を自分の陣地にしようとしていた。 それを知った浅間の鬼は、村人たちに安全な土地に逃げるように言った。 村人たちは、「腹が減っていてはケンカが出来ない」と、 ありったけの食べ物を持ってきて浅間の鬼に食べさせた。 やがて白根の鬼がやってきて、大地を揺るがす壮絶な戦いが始まった。 そして…(6分) ・登場人物: (浅間山の鬼・白根山の鬼・村人) 戦いは浅間の鬼の勝利で終わります。 その後、浅間の鬼は、村人たちと一緒に荒れ果てた畑の片づけをします。 浅間の鬼はちぎれた菜っ葉を丸めて、 「おにぎりみたいな菜っ葉ができればとりやすかろう」と言って、 カンラカンラと笑います。 これが「甘藍(かんらん)」、キャベツの始まりだそうです。 作者の野村たかあきさんは、群馬県在住の作家さん。 群馬県嬬恋村の高原キャベツの畑をご覧になった時に、 こちらのお話の構想を得られたそうです。 壮大で、温かくて、愉快な創作民話です。(2014/09/19記) ☆2014/09購入。 ↑このページの先頭に戻る |
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10.「でてきた なあーんだ?」B4判12場面 やべみつのり(童心社)
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1ページ目が丸く切り抜かれています。 その穴から見えるものを当てっこする紙芝居です。 最後にちょっとした工夫があります。 たくさん練習してから挑戦しました。 ☆購入済み ↑このページの先頭に戻る |
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11.「なしとりきょうだい」B4判12場面 東川洋子・著 池田げんえい・イラスト(教育画劇) |
病気の母親のため、山の奥の山梨をとりに行く三兄弟。 最初に出掛けた一郎と、次に出掛けた二郎は、 山のばさまの忠告を聞かず、沼の化け物に呑み込まれてしまう。 最後に出掛けた賢い三郎は…(約7分30秒) ・登場人物: (母親・三郎・おばあさん・化け物・一郎・二郎) 鳥・笹・ひょうたん・川・山梨) 大好きな昔話で、絵本は三冊持っています。 紙芝居にもいつか挑戦したいです。 1992年刊。現在は入手困難のようで、非常に残念です。 ↑このページの先頭に戻る |
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12.「おなべとことこ」B4判12場面 ロシアの昔話 本田カヨ子・作 前田康成・絵(教育画劇) |
一人暮らしで貧乏なおばあさんの為に、 ピカピカのお鍋が色々なものを持ってきます。(7分半) ・登場人物: (ばあさま・おなべ・お手伝いさん・お母さん・子供・じいさま) 「おなべとことこ おなべ とこ」の台詞がリズミカルで楽しい。 ラストは、とてもハッピー。 楽しいお話なので、機会があれば演じたい。 1994年刊。現在は入手困難のようです。 ↑このページの先頭に戻る |
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13.「七どぎつね」B4判16場面 桂文我・作 渡辺有一・絵(童心社)
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お伊勢参りに出かけたきろくとせいはちの二人。 投げた石が偶然きつねに当った。 そのきつねは、やられたら七回仕返しをするという、 「七どぎつね」だった…(約9分30秒) ・登場人物:多い (きろく・せいはち・きつね・お百姓さん×2・尼さん・人々) 以前、実演を見て面白かった紙芝居。 台詞が上方言葉なのが私には難しい。 いつか演じられたら良いな〜 大人向けでも。 ↑このページの先頭に戻る |
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14.「においのおねだん」B4判12場面 岡上鈴江・文 和歌山静子・画 西本鶏介・監修(教育画劇) |
肉屋のおじさんが焼く焼肉は、美味しいと評判だった。 だが、肉屋の二階の住人が肉を買わずに、 焼き肉のにおいをおかずにして食事をしていると知り、 肉屋さんは「においの代金」を請求する…(約5分30秒) ・登場人物 (肉屋さん・町の人たち・男の人) トンチ話です。 においの代金の支払い方が面白い! 大人も楽しめると思います。 イラストを見ると、日本の民話ではなく、外国が舞台のようですね。 出てくる食べ物も、焼き肉とパンです。 昭和52年刊。現在は入手困難のようです。 そういえば、落語で、ウナギのにおいをおかずに ご飯を食べる人のお話があったような。 ページめくりも難しくはないので、公民館・学童等で演じてみたいです。 ↑このページの先頭に戻る |
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15.「ニャーオン」B4判12場面 都丸つや子・脚本 渡辺享子・絵(童心社)
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赤ちゃん〜未就園児向け。 子猫のニャーオンがお月様をつかまえようと、奮闘します。 ラストは、水の中のお月様を見つけて…(約3分) 元気なニャーオンが可愛い♪ ページの抜き方・動かし方など、奥が深い。(2014/08/03記) ↑このページの先頭に戻る |
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16.「あっぷっぷー」B4判8場面 武鹿悦子・作 槌田義晴・絵(教育画劇) |
赤ちゃん〜未就園児向け。 カエル・アヒル・ブタ・モグラさんとにらめっこして遊びます。 優しい色合いで、とても可愛いイラストです。 欲しいけど、入手困難? ↑このページの先頭に戻る |
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17.「おじいさんとおばけ」B4判12場面 堀尾青史・作 瀬名恵子・絵(童心社)
◇参考:絵本「ばけものづかい」はこちら(別窓) |
昔、家賃がタダの貸家があった。 タダほど安いものはない、と喜んで越してきたおじいさん。 夜になると不気味な物音がしてきて、現れたのは一つ目小僧! おじいさんは怖がりもせず、肩叩きを頼む。 次の日にやってきたのは、ろくろ首のお姉さん。 おじいさんはろくろ首に針仕事をさせてしまう。 さあ、次の日の夜にやってきたのは…?(約7分) ・登場人物: (おじいさん・大家・一つ目小僧・ろくろ首・大入道) おじいさんにこき使われて、音を上げるお化けたちが可愛い。 絵本の「ばけものづかい」に似ていますが、結末が異なります。 こちらでは、化け物の正体が実は……というオチでした。 対象年齢は絵本よりも高めだと思います。(2014/04/21) ↑このページの先頭に戻る |
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18.「おふろにいれて」B4判12場面 瀬名恵子(教育画劇)
※紙芝居の表紙画像がないため、絵本の画像です。 |
りゅうちゃんがお風呂に入っていると、 ねこさんやうさぎさんがやってきて、一緒にお風呂に入ります。 ところが、お化けもきたから、さあ大変…!(2分) ・登場人物:りゅうちゃん・動物たち・お化け お化けはいい子のお化けでした。 魔法(?)で大きなお風呂にしてくれます。 ラスト、ゾウさんやキリンさんも一緒に入っているお風呂は とても楽しそう! 全く同じ内容で絵本(ポプラ社より出版)もあります。 左の表紙画像は絵本のものです。 紙芝居の方は、りゅうちゃんがお風呂に入っているシーンです。 (個人的にはネタバレにならない紙芝居の表紙が好きです) 紙芝居は、現在入手困難のようです。(2014/07/07) ↑このページの先頭に戻る |
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19.「おばけのゆきがっせん」B4判8場面 おおたか蓮・作 ひろかわさえこ・絵(童心社)
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寒い冬の日。 お化けたちが集まって、寒い寒いとぼやいています。 そこへのっぺらぼうがやってきて、 雪女があちらこちらを凍らせていて、自分も凍る所だった、と話します。 お化けたちは、雪女に文句を言いに出掛けます。 文句を言われた雪女は、猛吹雪を起こします。 のっぺらぼうは雪女に向かって雪玉を投げますが、 幽霊にぶつかってしまいます。 幽霊もすぐに投げ返し、雪合戦が始まりました。 すっかり疲れて体も暑くなったお化けたち。 雪女はお化けたちをかまくらに招待します。 そこにはお餅や甘酒もあって、 お化けたちはお腹いっぱいご馳走になりました。(約4分) ・登場人物: (雪女・唐傘お化け・ろくろ首・のっぺらぼう・ 幽霊・一つ目小僧・一旦木綿) 8場面ですが、お話の密度は高いです。 ほのぼのとした物語です。(2014/08/03) ↑このページの先頭に戻る |
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20.「サルとカニのもちつき」B4判12場面 吉田タキノ・文 くすはら順子・画(教育画劇) |
サル太とカニ子が一緒に餅をついた。 サル太はできた餅を独り占めしようとするが…(6分半) ・登場人物:2匹 (サル太・カニ子) サルのお尻が赤い訳、カニの爪に毛が生えている訳の由来話。 現代的な文章。 2003年刊。現在は入手困難のようです。(2014/04/05記) ↑このページの先頭に戻る |