『おもちのかみさま』かとうまふみ(佼成出版社)
昔々、ものすごく硬いお餅があった。 お百姓の母と娘が七輪で焼いてもふくらまない。 お餅は捨てられた。そしてお餅は旅に出た。 旅の途中、たき火で焼かれても、立派なかまで焼かれても、 やはりお餅はふくらまなかった。 そこで、お餅はもっと硬くなるために山にこもり、修行にはげんだ。 そこへ神様が現れ、お餅を「お餅の神さまにしてやろう」と言った。 最後の試練を乗り越え、お餅は「お餅の神さま」になることができるだろうか…? あっと驚くラストが待っています。 最後の神さまのお言葉は、ごもっとも。 昔話風のお話ですが、特に明記はされていません。 何か分かりましたら追記します。(2018/03/14記) |