「ゆきゆきゆき」たむらしげる(
灰色の冬の空。 雪の結晶が生まれ、 ひらひらと舞い落ちてきます。 雪の結晶は、一つ一つ違う形をしています… 特に大きな出来事が起こる訳ではありません。 穏やかな冬の日を描いた絵本です。 でも、灰色の空をバックに舞い落ちる雪の結晶が 白く透明で美しいです。 そして、白い風景の中に現れる子ども、街の景色、空を飛ぶ鳥の姿が 暖かい色合いで描かれています。 科学絵本ですが、文章は詩的でイラストは美しい絵本です。 ◇2016年10月にハードカバーで出版されました。嬉しいです!(2017/01/06追記) |