◇てんとうむしみつけた◇
『てんとうむしみつけた』岡島秀治・文 稲田務・絵
(ちいさなかがくのとも 2013年6月号 福音館書店) 黒に赤や黄色の丸が二つ 丸が四つ 大きな丸、小さな丸 丸がたくさん 不思議な形の模様… 実に様々な模様のテントウムシが登場します! テントウムシは子どもたちに大人気。 子どもたちにとって(大人にも)とても興味深い絵本です。 テントウムシには様々な色や模様がありますが、 実はこれ、「ナミテントウ」の斑紋変異とのこと。 種類が異なるテントウムシではないのですね! 私はこちらの絵本で初めて知りました。 いや〜、勉強になります。 ちなみにネットで調べたところ、 二紋型・四紋型・まだら型・紅型などと分類されるそうです。 同じテントウムシでも、 「ナナホシテントウ」には、ほとんど変異がないそうです。 自然って不思議ですね☆ ラスト、小さな指の先から、テントウムシは大空に向かって飛び立ちます。 その姿は優美です。 ※過去に発売された月刊誌ですので、通常ルートでは入手は困難です。(2013/08/02) ◇追記(2018/05/19) 先日のおはなし会で、絵本にも描かれている【テントウムシを指の先から飛ばす】経験が あるかどうか子どもたちに聞いたところ、殆どの子どもたちが「ある!」と答えてくれました。 嬉しかったですね! |